2025年の大阪・関西万博は、私たちの暮らしにどのような影響をもたらすのか──。万博を運営する日本国際博覧会協会が3月7日、これをテーマにトークセッションを開催した。 同協会は、万博に向け、「デザインの視点」と「共創」によりイノベーションを興すプログラム「Co-Design Challenge(CDC)」を実施している。当日は、EXPO共創プログラムディレクターの齊藤精一(パノラマティクス代表取締役)をファシリテーターに、クリエイティブディレクターでデザイナーの服部滋樹とデザイナーの倉本仁が登壇。デザインの視点から「これからの日本の暮らし(まち)」について考えた。 生み出した「後」のことも考えるデザインに CDCは、選定された12の企業・団体がデザイナーたちとともに新しい「何か」をデザインして、万博会場内外で実装し世界に向け発信していく取り組み。これからの暮らしや地域に焦点をあてた、プロダ