【インタビュー】あそび環境デザインカンパニー・JAKUETS|遊びはどんな未来をつくるのか。老舗企業が見つめる100年後の社会 子どもの頃、例えば漂流船に見立てた滑り台で、乗り合わせた名も知らぬ仲間と砂上を航海したことはないだろうか。公園という場所ではおのずとコミュニケーションが生まれ、そこにある遊具は身体能力を育むだけでなく想像力を刺激する。そうした場やものの役割こそ今も昔も変わらないが、その在り方は時代とともに変化している。 遊びが持つ可能性を100年余り見つめてきた企業がある。“あそび環境”をデザインする会社、株式会社ジャクエツだ。保育施設や公園に設置される大型遊具を中心に業界のトップシェアを誇る。“未来は、あそびの中に。”をスローガンに掲げる同社の歩みと視点を切り口に、遊びのものづくりの変遷と現在地、遊びの体験が紡ぐ未来について伺った。 (この記事は2023年7月20日(木)に発売