リモートワークが世界中でいっきに普及してから1年半ほどが経ち、各所からこれが上手くいった/これが上手くいかないの話や、組織としてのネクストステップへの挑戦もよく聞くようになってきました。 この期間のうちに個人の生活も変わり、キャリアチェンジやライフシフトを選択した人も少なくないと思います。その裏では、一見うまくいっているようでも実はすれ違いが積み重なっていて、綻びが見えてきてしまったチームもあります。人の気持ちの変化は「突然」起こるわけではないのですが、リモートでしか接していないと「突然」のように感じられてしまうことがよくあります。 そういうリモートワークと組織内のインナーコミュニケーションについて、ちょっと最近考えていることを書き出してみます。 フルリモートでも仕事は問題なく進むけど、文化の醸成には“場”や“空間”が必要なんだよね。今日までの1年半は、それまでの文化貯金の切り崩しでごまか