「親子で楽しめる」に本気で挑む、“ありそうでない”遊び場×美術館「PLAY!」。前例のない施設はどのように生まれたのか とある日曜。複合施設「PLAY!」にある子どもの遊び場「PLAY! PARK」では、それぞれが好きなように遊びを考え実践するワークショップが開かれていた。 一人ひとつ手渡されたティッシュの箱から、子どもも大人も好きなように引き出し、かき集めて空中に投げる。お父さんをティッシュで埋める。フロアに置かれた送風機から、勢いよく舞う様子を赤ちゃんが食い入るように見つめる。 一方このフロアの下に位置する、絵とことばの美術館「PLAY! MUSEUM」では、堤大介監督『ONI ~ 神々山のおなり』をモチーフにした「ONI展」が開催されていた。会期中、同作品は国際的なアニメの賞であるアニー賞を受賞し、嬉しい話題となった。 PLAY! のプロデューサーを務めるブルーシープの草刈大介氏は、