「ギブから始まる金融」で人と経済の関係を変える。財務諸表に載らない企業の“価値”とは?——遠山正道×影山知明 つくり手が感じた必然から、長く受け継がれる事業が生まれる。ロジカルな説明ができない数字や時間の捉え方の先に宿る価値がある——。 互いの失敗談や試行錯誤をさらけ出しながら対談した、スマイルズ代表取締役の遠山正道氏、クルミドコーヒー・胡桃堂喫茶店店主の影山知明氏。「似た者同士」の2人が生む緩やかな対話が「資本主義の当たり前」に埋もれてしまった価値を浮かび上がらせていく。 関係性から決まる“価値”。合理性と感情の往復が新しい経済を生む——遠山正道×影山知明 「事業づくりに欠かせないもの」と「あえて手放すべきもの」についての語り合いは、経営者とスタッフの関係、スタッフと顧客の関係、さらに顧客同士の関係へと広がる。 『ゆっくり、いそげ』を書き上げたあと、影山氏が実践してきたことの意味とは。2