2019.11.01 ダムと高速道路が海を変えた? 小田原の海と魚を見守ってきた老舗かまぼこ店の女将の言葉 神奈川県小田原市には、10軒以上のかまぼこ店があり、中でも全国的に有名なのが「鈴廣かまぼこ」。 かまぼこは基本的に、魚と水と塩だけでつくられるシンプルでヘルシーな食べ物。鈴廣のかまぼこは、保存料や化学調味料を使わないのが特徴です。 さらに鈴廣は、「かながわプラごみゼロ宣言」への賛同や、再生可能エネルギーへの取り組みなど、環境活動やSDGsに関連した活動も積極的に行っています。 そういった環境活動を行うきっかけのひとつは、ダムや高速道路の開発によってもたらされた、小田原の海や漁業の変化でした。 人々がより便利で豊かな暮らしを求めた結果、海はどう変わったのか? その変化によって、鈴廣は何を考えて、何をしているのか。会長である鈴木智恵子さんにお聞きしました。 大きなブリが獲れなくなったふた