普段、あまり表に出ることがない「失敗」の話。それが「倒産」ともなればなおさらだ。2022年4月に出版された『倒産した時の話をしようか』は、そんな「倒産」実体験にスポットを当てた本。倒産社長8名へのインタビューをまとめ、反響を呼ぶ。この本に込められた思いとは。著者である関根諒介さんに伺った。 『倒産した時の話をしようか 8人の倒産社長に学ぶ「失敗」を「資産」に変える挑戦のヒント』 銀行員時代の悔恨 そもそも、なぜ、倒産のエピソードを集めようと思われたのか、きっかけから伺ってもよろしいでしょうか。 前職、銀行員として働いていたのですが、取引先企業が倒産してしまったことがあって。それがきっかけの一つになっていると思います。 その取引先は、もともと全国展開するような大きい会社で、社長もカリスマ性のある方でした。ただ、業績が悪くなり、お金が返せない状況に。次第に社長の表情は暗くなり、顔も青ざめ、覇気
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