オーストラリアのエクストリーム・プログレッシヴ・バンド、ネイ・オブリヴィスカリスが、3枚目のアルバム『アーン』で日本デビューを果たす。エクストリーム・メタルにヴァイオリン、そしてフラメンコやジャズまで何でもアリという、アルバム『アーン』はプログレッシブの極致のような作品である。 美しいメロディを歌い上げるクリーン・ボーカルに、火の出るような熱いヴァイオリン・ソロをたっぷりと積載させた本作だが、小難しさはなく、45分ほどのコンパクトなアルバムは一気に最後まで聴けてしまう。オーペスあたりが好きな人はぜひチェックしてみてほしいバンドだ。 日本デビューにあたり、ヴァイオリン/クリーン・ヴォーカルを担当するティム・チャールズに、話を聞いてみた。 ──ニュー・アルバム『アーン』はどのような仕上がりになりましたか? ティム:俺たちはアルバムをリリースするごとに、あらゆることを学び成長している。演奏、作曲