9月29日、主要国のマネーサプライ(日本ではマネーストックと呼ぶ)急増をどう解釈すべきか、具体的には「インフレの芽」になるのかどうかに注目する議論が、散見されるようになっている。都内で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato) [東京 29日] - 主要国のマネーサプライ(日本ではマネーストックと呼ぶ)急増をどう解釈すべきか、具体的には「インフレの芽」になるのかどうかに注目する議論が、散見されるようになっている。マネーサプライは端的には実体経済に流通する貨幣量であるため、その増加から将来的な物価上昇を予見することは、合理的な見方とも言える。物価に影響がある動きならば、結果的に為替にも無視できない影響を与える。