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ブックマーク / www.riabou.net (6)

  • 「戦争なんか起こるわけがない」は思い込みだという歴史的実例 | リアリズムと防衛を学ぶ

    は長らく平和を謳歌してきました。そんな中で防衛体制の整備には「戦争なんか起こるわけがないのに…」という懐疑論が常にともないました。どころか、「危機がもし起ったら」と考えること自体が危険思想である、戦争が好きな軍国主義者だ、という風に非難された時代もありました。 ところが歴史的に見て「戦争なんか起こるわけがない」という見通しが外れたことは多くあります。 「アルゼンチンが戦争なんかするわけない」 いまから30年前の1983年4月、「フォークランド紛争」という戦いが起こりました。アルゼンチンとイギリスとの紛争です。きっかけは、イギリス領フォークランドに対し、アルゼンチンが突然侵攻を開始したことでした。 ですが紛争勃発の直前まで、戦争なんか起こるわけがない、意見が強くありました。それはかなり論理的なものでした。例えば83年4月5日に発売された雑誌ビジネスウィークは、戦争にいたる可能性は低い、と

    「戦争なんか起こるわけがない」は思い込みだという歴史的実例 | リアリズムと防衛を学ぶ
  • ウクライナ危機がイマイチ分からん人にオススメのBBC謹製「まとめサイト」 | リアリズムと防衛を学ぶ

    ロシアが軍事介入を決定したことで、ウクライナ危機は急速に進展しています。が、なにぶん遠方のことですがから、土地勘もないし、イメージしづらいところです。いま問題の焦点は、黒海艦隊の母港があるクリミアの帰趨にありますが、「黒海? どこだそれは」「クリミア戦争…世界史でやった気もする」という感じな人が多いのではないでしょうか。 こういう国際問題が起きたとき、便利なのはBBCのサイトです。BBCは英国の国営メディアであり、国際的にもCNNかBBCかという具合で、信頼性と配信力の高いメディアです。(英国国内的には「BBCは政治的に偏向してるから駄目だ」という声もけっこうありますが) BBCの素晴らしいところは、国際問題が起こると速攻で「まとめ記事」をアップしてくれるところです。ぜんたい、国際問題というのは「いま、大変なことが起きてます!」というニュース1読んでも分かりません。「昔こんなことありまし

  • 中国軍が行った「尖閣を含む沖縄県南部に侵攻する訓練」の内容 | リアリズムと防衛を学ぶ

    アメリカ海軍の大佐が、「中国軍が尖閣諸島を奪取する訓練をしている」と語ったそうです。 ジェームズ・ファネル大佐は、中国軍は自衛隊との短期集中戦に勝利した上で、尖閣諸島を奪取する作戦能力の獲得が新たな任務に加わったとする分析を述べた。2月13日に米カリフォルニア州で開かれたシンポジウムで述べた。 一方、米太平洋軍は発言について「公開情報を元にした個人的分析だ。過去のシンポジウムで彼が述べてきた主張と変わらない」とし、米軍の公式見解ではないとしている。(琉球新報 2014/2/21)(読売新聞2014/2/20)』 とはいえ、どこの国にも物騒なことを言って巷間を騒がす困った軍人はいるものだし…と思いつつ、英語で検索してみると、色々なことがわかりました。必ずしも誇大な発言ともいえないし、攻撃目標は尖閣諸島だけではありませんでした。 ファネル大佐の発言の中身 今回の発言について、アジア太平洋地域の

    中国軍が行った「尖閣を含む沖縄県南部に侵攻する訓練」の内容 | リアリズムと防衛を学ぶ
    uzuki-first
    uzuki-first 2014/02/22
    "ごく一部の選ばれた人々が致命的に計算を間違うか、ごく多数の普通の人々が熱狂に包まれるかする、その日まで。"/ "ただ、望ましい平和の形が国によって異なっているだけなのです。"
  • 平和と軍事の関係が一目でわかるピースボートの写真  - リアリズムと防衛を学ぶ

    数多久遠さんのところで紹介されていたので私も便乗してみます。 この写真は、ソマリア沖でピースボートの船を護衛する海上自衛隊の艦艇の姿です。 この写真を公開した大石英司先生(リンク)によると、こういうことです。 これは機密写真でも何でもなく、ご覧のように、パネル写真として、海自がとある所で一般公開しているものです。ただし海自のサイトにはまだないみたいだし、広報としてメディアに流されてもいないらしいです。 嗚呼、艨艟のピースボート!: 大石英司の代替空港 ピースボートが海上自衛隊の護衛を受ける なぜ国家は武力を持たざるをえないのか? ピースボートとソマリア漁民の対称、イルカと護衛艦の関係 日国もまた一隻のピースボート 米国の核の傘の下で憲法九条が大切と言う私たちには 関連記事 ピースボートが海上自衛隊の護衛を受ける 2ヶ月前、ピースボートがソマリア沖で海上自衛隊の護衛を受けたことがニュースに

    平和と軍事の関係が一目でわかるピースボートの写真  - リアリズムと防衛を学ぶ
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    uzuki-first 2009/07/15
    夜警国家という考え方をみるといいよ
  • 防衛に興味をもった方におすすめしたい3冊の名著 - リアリズムと防衛を学ぶ

    防衛や軍事にご興味をお持ちの方向けに入門書をいくつかご紹介したいと思います。 ニュースなどで防衛に興味をもたれた方が、もう少し知りたいと思って書店に赴くと、当然ながら、良書もあれば悪書もあります。売れ筋ならいいかといえばさにあらず。色々と問題点の多いがわりとよく売れていることもあります。(参考) ではいったい何を読めばいいのでしょうか?「最近、自衛隊とか防衛とかにちょっと興味を持ったんだけど、何読めばいいの?」という方のためにお勧めの入門書を三冊挙げてみます。 「安全保障とは何か―脱・幻想の危機管理論」江畑謙介 まずは信頼と実績の江畑氏。彼の著書は豊富なデータと綿密な考証にもとづいており、誤りが極めて少ないことで知られています。著者は工学博士でもあるためか、兵器の能力や性質についても正確です。そんなミクロな点だけではなく、国家安全保障レベルの大局的考察についても優れています。まさしく、

    uzuki-first
    uzuki-first 2009/06/18
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  • なぜハーバード大学は「戦争学」を教えているのか? - リアリズムと防衛を学ぶ

    みなさんは、学校で「戦争学」や「軍事学」を学んだことはありますか? ハーバード大学の学生たちは学んでいます。 ハーバードの学生は軍事学も学ぶそれも、極めて専門的でレベルが高い授業が行われています。例えば1960年代のハーバード大学講座案内書によれば、以下のような講座が開かれていたそうです。「」内が授業のタイトルです。(伊藤憲一著「国家と戦略」p212による) 「国防政策」 軍事戦略と外交政策に重点をおいて講義する。キッシンジャー教授による。 「陸軍の組織と国家安全保障」 全面戦争と限定戦争の諸問題を検討する。 「軍事史と基的戦術概念」米国における戦略および軍事戦略の発展を概観する。 「海軍史」 制海権の影響を中心に海軍戦略の基を講義する。 「戦争学の発展」 アレクサンダー大王から南北戦争までの主要な会戦で使われた兵器と戦術を検討する。 「戦略と戦術の基」 歴史的実例にもとづいて戦略の

    なぜハーバード大学は「戦争学」を教えているのか? - リアリズムと防衛を学ぶ
    uzuki-first
    uzuki-first 2009/06/17
    なるほど。 / 臭いものには蓋を、という側面なのかな。
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