プロセッサの中にも多数のプロセッサがいる 最近出版された「コンピュータ・アーキテクチャ 定量的アプローチ 第六版」に新設された第7章のドメイン・スペシフィック・アーキテクチャ(DSA)の章を読んでいたところ、面白い記述があった。まず前提としてライセンスの面倒さなどから、DSAには独自のRISCプロセッサを導入して、コンパイラやライブラリを移植することが多いという前置きのあとで、このように書かれている。 One AMD engineer estimated that there were 12 instruction sets in a modern microprocessor! (あるAMDのエンジニアの見積もりでは最近のマイクロプロセッサには12種類のインストラクションセットが含まれているという) AMDのエンジニア、最近の、という言葉からおそらくRyzenやその関係のプロセッサではな