16年前に大阪で流れまくった「Please Don't Leave Me」の作者、ジョン・サイクスのギターに浸ろう 名高いバンドの音楽性が変わる要因というのは、えてして“大人の事情”によるものです。それがメンバーの音楽的成長によるものであれば理想ですが、現実がそうとばかりもいかないことは、エアロスミス(Aerosmith)やニルヴァーナ(Nirvana)を引き合いに出してみれば簡単にわかることでしょう。「キミたちの力だけでは売れないから、もっとポップで売れるものを作るために、いい作曲家やいいプロデューサーを紹介してあげよう」というわけですね。 とはいえ、もちろん、メンバー・チェンジをきっかけにバンドの音楽性がいい方向(これは感じ方に個人差があるので慎重に使いたい言葉ですが…)に変わっていくことはあります。僕がすぐに思いつく例だと、yukihiro加入直後のLArc-en-Ciel(人気こそ