Millions of songs on Spotify have been forgotten. We’re changing that.
寒冷期と温暖期は定期的に繰り返しており、最近の温暖化傾向も自然のサイクルと見る方が科学的ではないのですか。また、もうすぐ次の寒冷期が来るのではありませんか。 横畠 徳太 (国立環境研究所)1 阿部 学 (海洋研究開発機構)2 過去に氷期と間氷期が周期的に繰り返されてきました。この気候変動は、地球が受け取る太陽エネルギー量(日射量)の変動がきっかけとなって生じると考えられています。しかし、20世紀後半からの温暖化は、日射量変動のみでは説明できず、大気中の温室効果ガス濃度の人為的な増加が主因であると考えられています。また、2万~10万年スケールの日射量変動は理論的に計算できることから、これをもとにした将来の氷期に関する予測研究があります。このような予測によると、これまでに排出された温室効果ガスの影響により、現在の間氷期は今後5万年以上続き、今後の温室効果ガス排出量によってさらに氷期の到来が遅れ
もくじ 6.今は地球の歴史の中でどれぐらい暖かい? 地球ができた当時の太陽放射は、現在よりも25%程度少なかったのですが、大気中の二酸化炭素が多く、温室効果のため温暖であったといわれています。その後、二酸化炭素が減少して地球は寒冷化し、氷河期と間氷期を繰り返します。現在はっきりとわ かっている氷河期で最も古いのは、7 億 5 千年前にあったものです。最近では、このとき(そしてこれ以前にも数回)、地球全体が凍りついた時期があったのではないかという考え(「スノーボールアース仮説」)も提唱されています。 その後気候は温暖になり、海中の動植物が繁栄しました。3億年前ごろには再び氷河期を迎え、多くの海洋生物が滅亡しました。そしてまた温暖化し、今度は恐竜時代に入ります。 6500 万年ぐらい前からは、恐竜に代わって哺乳類などの時代となりますが、最初のころは現在より 10 度ほど温暖であったといわれてい
ハイヒールと「道の糞」起源説 いつからか、どこからか、インターネッツの世界ではハイヒールの起源について一つの言説が広まっているように見えます。端的に言えば、以下の様なものです。 中世ヨーロッパでは溜たまった糞尿を窓から投げ捨てていたため、道に落ちた糞便を踏まないようにするためにハイヒールが生み出された。 あちこちで見かける言説なので、目にした方も多いかと思われます。さてそんな言説でありますが、皆々様はどう思われたでしょうか? 個々の要素は尤もらしくも見えますが、リテラシーの高い皆様から見てみますと、なんと言いますか、こう、文字と文字の間から与太話の匂いが漂ってきませんか? この手の言説は、お堅い歴史というよりは豆知識とかファッションとかそういう文脈で語られることが多く、そういう場でソースや参考文献が示されることもまずありません。 とは言え一方で、まとまった説明も世間には無いようですので、本
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く