「ゲーム映画」草創期の怪作 ゲームの映画化作品は、今ではすっかりおなじみの一大ジャンルとして、大ヒット作品も多く誕生している。そんな“ゲーム映画化”の歴史の草創期に生まれた、記憶に残る作品として必ず挙がるのがジャン=クロード・ヴァン・ダムの『ストリートファイター』(1994年)と、CS映画専門チャンネル ムービープラスで放送される『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』(1993年)だろう。本作は、特定のゲームをベースにしたハリウッドで最初の映画になる。 今でこそカルト作品としても認識されるようになった『魔界帝国の女神』だが、公開当時は期待して劇場に行った子供たちを「こんなのマリオじゃない!」とガッカリさせた作品であった。しかし、なぜそうなってしまったのか? それは“まだ誰もゲームの映画化とはどんなものか、わかっていなかった”からだ。映画製作サイドも当初は『ゴーストバスターズ』(1984年)みた

