信号を守る人が多かったり、守らない人が多かったり。あるいは列をつくって並ぶ人が多かったり、並ばない人が多かったり。世の中には、ルールにうるさい人や組織もあるし、あんまりこだわらない人や組織もある。この差は、文化の差から来ると説明するのが、米メリーランド大学のミシェル・ゲルファンド教授(比較文化心理学)だ。2018年に出版した「Rule Makers,Rule Breakers」では、こうした文化の違いは、その国が経験した「脅威」の差によって生まれると指摘している。さまざまな文化の人たちがともに行動する場面が増えてきている昨今、私たちはどんなところに気をつけるべきなのか。ゲルファンド教授に聞いた。(聞き手・西村宏治) 【写真】立ちション禁止、セックスワーカー撮影お断り……世界の「べからず」看板を集めてみた ――著書では、世界にはルールやしきたりに厳格な「タイト文化」の国と、そうでもない「ルー
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