私たち現代人のDNAには、未だに飢餓時代の記憶が残っているという。その証拠に、私たちは「でかい食べ物」を見ると笑う。 つまり、「でかい食べ物」は眺めるだけで心を和ませる癒しの存在である。今回は「でかい食材」を鑑賞しに、川崎にある業務用食材専門店フーヅフリッジの食品倉庫にお邪魔した。 1.丼のたれ(エバラ) まず始めに目に付いたのが、この「丼のタレ」。 使用法として、 ・天丼・鰻丼は本品2に対し、水1の割合 ・かつ丼・親子丼・玉子丼は本品1に対し、水2の割合 ・1人分の標準量は薄めた液で60ml と表記されている。つまり、親子丼であれば250杯分! でかくて重い、と感じていたこのパッケージも、250杯分の親子丼のたれが詰まっていると考えると、途端に重さだけではなく、底知れない万能感も感じる。 2.マーガリン(ロイヤルシェフ) マーガリンも業務用となると8kgの大容量。もはやパッケージも、おか