憲法改正運動を展開する「日本会議」への注目が高まっている。憲法改正の国会発議に必要な改憲勢力3分の2をかけた参院選で、日本会議はどう動いたのか。 「ギリギリのところでやっています。あとひと押し、お願いします」 公示翌日の6月23日、長曽我部延昭(ちょうそかべのぶあき)・神道政治連盟(神政連)…
![(日本会議研究)参院選編:上 神社界、改憲に向け奔走:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0cb50d3b89d1493bad54a0566204eb1941410b6c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20160805000183_comm.jpg)
13日、東京・高輪のホテル。安倍晋三首相は自民党大会の後、参院選の立候補予定者への公認証交付を終えると、同じホテル内の宴会場に姿をみせた。 新憲法制定を掲げる「日本会議」の地方議員連盟の総会だ。約160人が集った非公開の会合に、首相は15分とどまった。複数の出席者によると、あいさつで憲法改正への決意と国民投票に向けた世論喚起の重要性を強調し、「憲法改正は党是だ」と語った。 ■会合、異例の配慮 3月に入り、首相は憲法改正に積極的な国会答弁を繰り返していた。ところが党大会の20分のあいさつでは一言も触れず、「参院選前に拳を振りあげる必要はない」(自民党参院幹部)とする党内や公明党を意識したものと映った。 その数時間後、一運動団体の非公開の会合で首相がみせた異例の配慮。日本会議によると、第2次安倍政権の発足後、首相が日本会議の公式行事に出席するのは初めてだった。 首相、正副官房長官、閣僚、首相補
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