安全保障関連法制への反対を続ける若者らの団体、SEALDs TOKAI(シールズ東海)が14日、名古屋市で4野党から党首らを招き集会を開いた。来夏の参院選へ「野党共闘」を後押ししようとするが、声は永田町に届くか――。 夕方のJR名古屋駅前。小雨のなか3500人(主催者発表)が集まり、「民主主義って何だ!」のコールが響く。「ぼくらが声を上げても(政権に)無視されるのが現状です。垣根を越え、呉越同舟を」。シールズ東海の名古屋市の大学1年男子(18)が、4野党の議員らに呼びかけた。 共産からは志位和夫委員長が参加。安保法制廃止の実現へ「国民連合政府」を提唱し、参院選で1人区での選挙協力に照準を合わせる。「すべてで野党が協力し、勝つ結果をつくろう」と声を張り上げた。 1人区の対応について、民主の… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。