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ブックマーク / jp.ign.com (3)

  • 大人はどこへ行き、子どもは何と闘うのか?――大人が見る『ぼくらの7日間戦争』の場合

    いま “大人 ”や “社会 ”と聞いて、どんなイメージが浮かぶだろうか? 2019年12月13日、全国公開される『ぼくらの7日間戦争』を “大人”が見れば、そのイメージについて考えさせられるだろう。 『ぼくらの7日間戦争』は宗田理の人気小説を原作に、1988年に宮沢りえ主演で映画化された実写版から30年後を舞台としたアニメ化となる。作の試写をもとに、村野佑太監督と脚の大河内一楼氏にお話をうかがった。 さて新たな『ぼくらの7日間戦争』の子どもたちはというと、はじめから大人や社会と闘うつもりはなかったのである。ただ、ひっそりとキャンプをしたかっただけだ。 地方に住む歴史好きな高校生の男子、鈴原守は、地方議員の娘である千代野綾に子どものころから思いを寄せていた。でも告白するきっかけを掴めず、SNS歴史マニアが集まるチャットに悩みを打ち明けていた。 ある日、綾が誕生日を目前に、親の都合で東京

    大人はどこへ行き、子どもは何と闘うのか?――大人が見る『ぼくらの7日間戦争』の場合
  • 『ゼルダの伝説 夢をみる島』はなぜ名作と呼ばれるのか――それは桜が散るかのような美しさをゲームで表現したからだ

    ※注意:記事には『ゼルダの伝説 夢をみる島』に関するネタバレが含まれる。一度クリアしたあと、さらに「かぜのさかなの歌」を聴きながら読むことを推奨する。 『ゼルダの伝説 夢をみる島』(以下、「夢をみる島」と表記)は評価が高い一作だ。1993年に発売されたGB版もそうだし、2019年9月20日に発売されたNintendo Switch版も上々の評価である。では、なぜ好評を得ることができたのか。 理由はいくつか考えられる。短めながらも綺麗にまとまった一作であること、カービィやクリボーすら出てくるという異質な世界観ながらも「ゼルダの伝説」らしさが詰まっているなど。しかし重要なのは、メタフィクションものとしてよくできていることではないか。 私はニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで原作(厳密にはGBC向けリメイク版『ゼルダの伝説 夢をみる島DX』)をはじめて遊んだのだが、そのときは作の良さを

    『ゼルダの伝説 夢をみる島』はなぜ名作と呼ばれるのか――それは桜が散るかのような美しさをゲームで表現したからだ
    vaccum_desuzo
    vaccum_desuzo 2019/09/30
    理性的に感情を揺さぶる名文
  • 『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』を読んで、僕は岩田さんに会いたくなった

    『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた』 いまさら言うまでもないが、岩田聡は『バルーンファイト』や『ゴルフ』といったファミコン黎明期のタイトルを作ったプログラマーであり、『星のカービィ』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』で知られるハル研究所の元スタッフにして元社長であり、そして特に任天堂の元社長としてよく知られている。ゲームを心から愛するプログラマーであり、カリスマ性と誠実さを持ち合わせたビジネスマンだったということは、ニンテンドーダイレクトを見たり、「社長が訊く」を読んだりした人なら誰しもが知っていたはずだ。その人気は国境を超えて、E3といったゲームショウにも登壇してスピーチをしていた岩田さんはゲーム業界を代表するアイコンとして広く愛されていた。そんな岩田さんは、2015年7月11日に死去した。 亡くなってから4年、岩田さんは徐々に遠く感じられるようになってきた。 それから4年が経って

    『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』を読んで、僕は岩田さんに会いたくなった
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