ずっと前から「生き方」というものに興味がありました。 人はなぜ生きるのか どう生きてどう死ぬのか 日々をどんな気持ちで過ごすのか 高校生のときから答えのない問いをずっと考えていて、「どんな風に生きたいか」と聞かれたら、「明日死んでもいいように生きたい」と答えられるようになりたいと思っていました。 自分は当時その言葉の意味を以下のように捉えていました。 後悔ないように生きる やりたいことはすべてやる 何かを大切なことを達成する だれでもない何者かになる でも最近になって、「違う意味なのかもしれない」と思うようになりました。 その言葉の意味は、もっと生々しくて、不完全で、人間らしく生きることなのでないか、と思ったのです。 強い言葉との出会い高校生二年生のとき、セネカの「生の短さについて」という本に出会いました。そこに書かれていたのは、何千年も読み継がれてきた強い言葉たちでした。 誰もが永遠に生