最高・最先端を継承しつつ、設置性の高い一体型を ――VAIO type Rと言えば、前機種までのtype R masterのような、2ユニット構成の特異な製品もあれば、それより前の比較的オーソドックスなタワー型筐体もあった。それとはまったく異なる新type Rは、どういったコンセプトによって、一体型を選択されたのでしょうか。 近藤 機種の持つコンセプトは、元々「R」を冠するシリーズが持っていた「VAIOの中で最高峰のもの、スペック、最先端の機能を搭載し続けること」。これは守るべきところとしてありました。 Rシリーズは10年続けてきたのですが、守ってばかりというわけにもいきません。特に前回のR masterの頃から、タワー型のハイスペックな商品というのは、日本の市場においてだんだん減ってきていた。お客様には高評価をいただきましたが、一方で「いいマシンなんだけど、置き場所がないからウチには置け
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