米Walt Disneyは8月9日、第3四半期(4~6月期)の決算を発表した。売上高は86億2000万ドルで前年同期比12%増、純利益は同39%伸びて11億2500万ドルに達し、1株利益は同36%増の53セントとなった。Pixarの買収完了に伴う3000万ドルの利益が反映されている。 事業別では、引き続き好調なテレビ事業やテーマパーク事業に加え、映画事業のスタジオエンターテインメント部門が売り上げを伸ばした。Pixerとの合作アニメ映画「カーズ」が貢献し、前年同期比17%の売上増となっている。 カーズに続いて公開された「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」も人気となっており、同社翌7~9月期決算への好影響が期待されている。 関連記事 Disney、Gyao的サービス本格稼働へ 試験サービスの成功を受けて、Disneyは人気番組を広告付きでネット配信するサービスを立ち上げる