1970年代後半から80年代前半にかけて映像コンテンツの権利者と家電業界がまっこうからぶつかった「ベータマックス訴訟」。このときの権利者側の主張の変形版が、息を吹き返しつつある。 【詳細画像または表】 ”テレビ放送局のコントロールによって無料放送の録画を禁止する機能を運用したい”とする提案が、主要なテレビ放送局から現在進行形で出されているのだ。 官民一体となって、高画質放送である4Kデジタル放送を検討している次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)は技術仕様や放送・サービスの運用規定について仕様をまとめているところだ。 ■ 4Kの本格化に合わせて規制を強化 なぜ、このタイミングなのか。 今年は放送衛星がCSからBSへと切り替わる際、新たな技術も盛り込んで4Kによる本格放送に向けての第2段階に入る。 BS衛星での4K放送開始のカウントダウンが始まる中、民放キー局は揃ってこれまで
「美を伝える言葉の力を高めたい」。これは資生堂が主催する『現代詩花椿賞』のコンセプトだ。第33回の受賞作は、現代詩のジャンルを越境する詩人・最果タヒの『死んでしまう系のぼくらに』に決まった。最果は兼ねてから、詩を紡ぐことと化粧をすることに、「内面を浮かび上がらせるもの」としての近しさを覚えてきたという。そんな最果が、本書を真っ先に読んでもらいたいと編集者に懇願していたのが女優・二階堂ふみだった。それぞれの持ち場で言葉を用い、まとう二人による、言葉の力と役割を巡る対話をお届けする。 言葉で傷つく可能性があるってことは、言葉が傷ついている人を救う可能性もあるってことだから。(最果) ―本日は最果さんの念願かなって、二階堂さんと対談の場をもうける運びとなりました。そもそも二階堂さんは「詩」にどのような印象をお持ちでしょうか? 二階堂:詩というのは、自分の感じ方次第で、0を10にすることも、100
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く