大阪市浪速区で9月に刺殺された男性が見つかった事件で、大阪府警捜査1課が男の容疑者を逮捕前に参考人聴取した際、監視役の捜査員が容疑者と2人でビジネスホテルの同じ部屋に宿泊していたことが、府警への取材でわかった。捜査担当者が同課幹部の了承を得ずに行っていたという。容疑者は同宿翌日の聴取で自供したなどとして逮捕された。同宿は事実上の身柄拘束となり、供述の任意性などの点で問題視されている。 事件は9月4日に発覚。浪速区のマンションで複数の刺し傷を負った男性(当時33)が死亡しているのが見つかった。同課によると、部屋の使用者だった無職の焼田具明容疑者(44)=死体遺棄の罪で起訴、強盗殺人容疑で再逮捕=から同7日に浪速署で任意で事情聴取したが、事件に関する供述を得られなかった。 同課幹部と捜査担当者の打ち合わせでは、自供が得られなかった場合は帰宅させる予定だったが、任意同行時に焼田容疑者が睡眠薬
甲府地裁(渡辺康裁判長)で20日に始まった山梨県初の裁判員裁判で、裁判員候補者とみられる女性が呼び出し状を忘れて不出頭扱いになった。裁判所の判断によるが、刑事罰の対象になる可能性もある。甲府地裁は「通常はあり得ない事態」と話している。 地裁によると、この日の出頭対象候補者は34人。女性は選任手続きが始まる午前9時15分までに地裁に来たが、事前に郵送されていた呼び出し状や免許証などの身分証明書も持っていなかった。地裁側は選任手続きに参加できない旨を伝えると、女性は帰宅したという。 この裁判では、無理心中しようと母親をナイフで刺した男性が殺人未遂罪に問われている。【中西啓介】
預金通帳や印鑑が入ったかばんを拾った新潟県魚沼市の男性が、落とし主から謝礼の支払いがないのは遺失物法違反だとして、落とし主に255万円を求める訴訟を、19日までに新潟地裁長岡支部に起こした。 訴状によると、男性は8月中旬、同市の路上で預貯金通帳7冊や印鑑、給与明細などが入ったかばんを拾い、警察に届け出た。かばんはその日のうちに落とし主に返され、拾った男性は謝礼を求めたが支払われていない。男性は「通帳の預貯金残高は1700万円以上あり、謝礼としてその15%を支払うべきだ」と主張している。 遺失物法には、遺失物の返還を受けた者は、遺失物の価格の5〜20%に相当する「報労金」を拾得者に支払わなければならないと定めている。
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