7月の東京都議会議員選挙にも影響を与えることが予想される東京・千代田区長選挙は5日に投票が行われ、無所属の現職で東京都の小池知事の支援を受けた石川雅己氏が、自民党が推薦する新人などを抑えて5回目の当選を確実にしました。 開票は午後8時50分から始まりますが、NHKの情勢取材や投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは、無所属で現職の石川雅己氏がほかの2人の新人を引き離して極めて優勢で、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、石川氏の5回目の当選が確実になりました。 石川氏は75歳。 東京都の港湾局長や福祉局長などを務めた後、平成13年の千代田区長選挙で初当選しました。今回の選挙は、小池知事の支援を受ける現職の石川氏と、自民党が推薦する新人の与謝野信氏、それに新人の五十嵐朝青氏の3人の争いとなり、去年の東京都知事選挙に続いて小池知事と自民党東京都連が対決する形になりました。 選