ここはアンガーポルノショップ「X」。今日も暇人たちが怒りのやり場を求めて集まってくる。 店内にはさまざまなジャンルのアンガーポルノが置かれており、見ているだけでも飽きが来ない。店主のEさんに聞いたところ、特に「政治・経済」「男女論争」「いじめ問題」は鉄板ジャンルでとても売れ行きが良いそうだ。 「最近はネタの良し悪しなんか関係なく、入荷した途端に『これは怒るべきだ! みんなもっと怒れ!』って口コミが広まりますからね。毎日開店前から行列ができていますよ」 Eさんにとっては嬉しい悲鳴だ。 もっともEさんは口コミ人気にあぐらをかいているわけではなく、さらに客足を伸ばしてもらおうと工夫をしている。例えばこちら、「日替わりランチ」という定食メニューのようなコーナーにはEさんが毎日、自らがランダムピックアップしたアンガーポルノを展示している。中には傍から見てどうでもいいような内容も含まれているが、客は手

