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組み込みと数学に関するvccのブックマーク (2)

  • マイコンでtan(355/226)の計算 - 滴了庵日録

    tan(355/226)の計算は関数電卓の正確さを試すベンチマークによく使われるらしいです。というのも、355/226はπ/2に極めて近い有理数であり、π/2近傍でtanは無限大に発散するからです。 下表のように両者は10進数で7桁まで一致しています。 π/2 1.5707963267948966192313216916398 355/226 1.5707964601769911504424778761062 tan(355/226) の真の値は、-7497258.185...ですが、この近傍でラジアン値の有効数字10桁目が1ズレるだけでtanの値は有効数字3桁目からズレてきます。ちなみに、Androidの関数電卓アプリの定番といえるRealCalcは正しい10桁の値を出しますが、市販の関数電卓では4桁〜7桁くらいの正確さになるのものが多いようです。 今回は、いろいろなマイコン/開発環境で

    マイコンでtan(355/226)の計算 - 滴了庵日録
  • 微分動作の問題点と不完全微分 - とりあえずフィードバック制御

    時間遅れしかないプロセスにとって、未来を予測し位相を進めてくれる微分動作は良心である。単にノイズに弱いからと言って、微分時間を小さく設定したり、PI制御しか使わないのはもったいないです。今回は、PID制御をより実践的に使うための要素技術の一つである不完全微分について解説します。 キーワード:PID制御、微分動作、不完全微分 はじめに PID制御における微分動作は、温度制御のような応答が遅いプロセスの改善に役立つ。一方で、流量や圧力関係の制御では、ポンプや弁の動作に起因した脈動や乱流で制御量が振動的になってしまうことから、微分動作がそれを増幅し、過大な操作量で制御系を不安定にしたりする。そればかりか、過大なアクチュエータの動作は設備の劣化にもつながる。他にも良くない影響として、非常に大きくなった操作量が有効な操作範囲を超えたり、パルス状になった操作量ではアクチュエータがそもそも動作できなかっ

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