引き続き、Clark Asayの「Monetizing FOSS: The Red Hat Solution」の中身の紹介である。 【OSS自体を売ることは必要か?】 「OSS自体で儲けることができるならば、市場にとっては良いことである。そして、そのビジネスモデルが永続的ならば、それは推奨されるべきものとなる。ここで、OSSプロジェクトをOSSエリートの手に任せておくことが問題となる。よくあるのは、OSSプロジェクトがハイエンドユーザ指向になりがちだという不満である。放って置くと、エリートな問題にエリートな解決というパターンに行きがちということである。すなわち、OSSエリートの手に任せておくと、平均的な利用者のニーズや好みを無視するかもしれないという危惧がある。」 「OSSは、ITプロフェッショナルやエキスパート向けのOSやサーバソフトでの成功が多い。エンドユーザ向けアプリのOSSもいくつ