ブックマーク / science.srad.jp (9)

  • 空耳の科学 | スラド サイエンス

    言葉の聞き間違い(空耳ともいわれる)は面白いだけでなく、我々がどのようにして音から意味を読み取るのか、どのようにしてわずかな時間ではっきりしない音を理解するのかといった、言語を処理する仕組みについての識見を与えてくれるとMaria Konnikova氏がThe New Yorkerに書いている。歌詞の聞き間違いが多いのは、雑音が多く、歌っている人の顔が見えないことが理由の一つといえる。また、話し方自体が聞き間違いの原因となることもある。たとえば、誰かが聞きなれないアクセントで話したり、詩や歌のように通常とは異なる強勢や抑揚がつけられた場合だ。また、単語が途中で分割されたり、結合されたりすることでオロニムが生じることも聞き間違いの原因だ。これにより、「Eugene O'Neill won a Pulitzer Prize」が「Eugene O'Neill won a Pullet Surpr

    venga
    venga 2014/12/14
    ふむ
  • Kinectを使ったリアルタイム手話翻訳システム | スラド サイエンス

    Microsoft ResearchでKinectを利用したリアルタイム手話通訳システムが開発されているそうだ(The Next Web、家/.) 。 Kinectが手話をキャプチャし、パターン認識と機械学習によって通訳するというこのシステムは会話の双方向通訳が可能であり、例えば聾者の手話と健常者の発話による会話をリアルタイムで通訳することが可能とのこと。この場合手話は文字およびレンダリングされた音声に、また健常者の発話は手話へと翻訳される。 現在中国語手話で構築されているというこのシステムは画期的かつ非常に有用であるが、4000あるといわれる中国語の手話単語のうち300語しかまだ登録されていないとのこと。一つの単語のパターン認識を確立するのに5人の手話者が必要であることから時間がかかっているようで、完成にはまだ程遠いという。 開発にあたっては「データグローブ」やWebカメラが試されたが

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    venga 2013/11/05
  • スミソニアン博物館に収蔵された128年前の録音ディスクからグラハム・ベルの声が復元される | スラド サイエンス

    米スミソニアン博物館は、アレクサンダー・グラハム・ベルが寄贈した数百枚の録音ディスクの中からベル自身の声を復元することに成功したそうだ(プレスリリース 、 Smithsonian Magazineの記事、 International Business Timesの記事、 家/.)。 厚紙とワックスで作られたディスクは1885年4月15日に録音されたもの。ベルは他にも金属やガラス、石膏など様々な素材を使って録音の実験をしており、直径4インチ~14インチのディスクが残されている。このようなディスクから音声を再生することは不可能と考えられていたが、3Dカメラで撮影した溝の映像をコンピューター処理することで、音声を復元できるようになったとのことだ。Smithsonian MagazineのWebサイトでは、ベルが「Hear my voice, Alexander Graham Bell.」と話し

    venga
    venga 2013/04/28
  • 匂いのホワイトノイズ | スラド サイエンス

    イスラエル・ワイツマン科学研究所の科学者らが、新しい匂い「olfactory white(嗅覚の白)」を発見した(論文アブストラクト、 Live Scienceの記事、 家/.)。 白い光が多数の異なる色の光が混ざったものであり、ホワイトノイズが多数の異なる周波数の音が混ざったものであるように、嗅覚の白は多数の異なる香りを混ぜ合わせたものだ。科学者らは臭気を持つ多くの物質を同じ強度になるように混ぜ合わせることで、嗅覚の白を作り出した。複数の香料を混ぜて作られる香水などの場合、匂いをかいで香りの成分を識別できるが、嗅覚の白では香りの成分を識別できず、まったく新しい匂いとして認識されるという。匂いから受ける印象も人によって違いが大きく、調香師に匂いを説明してもらったところ、良い匂いから嫌な匂い、べられるものの匂いから毒性のあるものの匂いまで印象が分かれたとのことだ。

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    venga 2012/11/25
  • 2012年のイグ・ノーベル賞受賞者発表、産総研が開発したスピーチ・ジャマーも受賞 | スラド サイエンス

    今年もやってまいりました、イグ・ノーベル賞。毎日新聞によれば、『迷惑を顧みず話し続ける人を邪魔する装置「スピーチ・ジャマー」の開発』で、産業技術総合研究所研究員の栗原一貴さん(34歳)、科学技術振興機構研究員の塚田浩二さん(35歳)のお二人が「音響賞」を受賞したとのこと(産総研の発表)。 ここ6年連続の日人受賞だが、日のセンスが受けているのか、日推しの推薦人が居るのか、不思議である。 授賞式会場で装置が実際に試されたかどうかは確認できていない。 心理学賞:右に傾けるとエッフェル塔が小さく見えることについての研究(Anita Eerland and Rolf Zwaan [THE NETHERLANDS] and Tulio Guadalupe [PERU, RUSSIA, and THE NETHERLANDS])平和賞:ロシアの古い銃弾をダイヤモンドに変えたこと(The SKN C

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    venga 2012/09/21
    音響賞!
  • 過去最長143kmでの量子テレポーテーション実験に成功、衛星通信も視野に | スラド サイエンス

    Waterloo大学などの国際研究チームが、大西洋上のラ・パルマ島とテネリフェ島、カナリア諸島の間で行われた実験で、光子を使った量子テレポーテーションでは過去最高となる143kmの距離での観測に成功したと発表した。143kmは地表から衛星軌道との間の最短距離である近地点高度と同等。このため、143kmでの実験成功は、量子テレポーテーションを使った通信技術を実現する上で重要なマイルストーンと考えられていたという(ScienceDaily、/.J過去記事、家/.)。 研究チームの一人であるhomas Jennewein教授は、「今回の成果は地上局と周回衛星間の量子テレポーテーションの可能性に繋がる」としている。なお、今回の実験のためJennewein教授は、光子転送の同期が行われたことを観測するためのアルゴリズムを新たに開発したそうだ。衛星ベースの量子通信ネットワークの開発を行うには、10億

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    venga 2012/09/11
    すごっ
  • 太平洋で巨大な軽石が漂流しているのが発見される | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2012年08月17日 15時13分 話は聞かせてもらった!人類は滅亡する! 部門より 今月9日、ニュージーランドのオークランド北西約1000Kmの太平洋上で、長さ約463km、幅約55.6km、面積は約26000平方kmという巨大な漂流物が発見されたそうだ。これはベルギーに相当する面積らしい(CNN、The Voice of Russia これは巨大な軽石の集合体だそうで、ニュージーランド空軍が上空から発見し、その後、船による詳しい調査を依頼したという。軽石は多孔性の火山砕屑物で常に軽いため水面に浮く。火山学者ヘレン・ボストック氏によれば、最近この付近では海底火山「モノワイ」の活動が確認されており、この噴火によりできた可能性があるとしている。 この漂流物の起源は不明だが、モノワイ火山は漂流物から数百マイルも離れていおり、また噴火が発生したのは8月3日よりも前

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    venga 2012/08/17
    「長さ約463km、幅約55.6km」( ゚д゚)ポカーン
  • LHCでミニ・ビッグバン発生 | スラド サイエンス

    欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で、極小規模のビッグバンを作りだすことに成功したそうだ(家/.)。 実験は11月7日に成功を収めたとのことで、プロトンではなく鉛イオン同士をぶつけることでビッグバンを発生させることができたとのこと。 なお、この実験で発生した熱は太陽の中心の100万倍に達したとのことだ。

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    venga 2010/11/10
    CERNおめ〜!
  • 脳が本来の聴覚機能を視覚機能切り替える謎、猫の脳で解明 | スラド サイエンス

    Stephen Lomber 氏を中心とするウェスタンオンタリオ大の研究チームは 、先天的に聴覚障害をもったの脳を調べる事により、なぜ聴覚障害がある場合、代わりに視覚機能が発達するのかというそれまで説明されることのなかった謎を解くきっかけを掴んだようだ (家 /. 記事、Medical Daily の記事、doi:10.1038/nn.2653より) 。 人間以外の動物で先天的性聴覚障害を持って生まれるのはだけなのだそうだが、聴覚障害を持ったの脳を調べた結果、視覚に関わる周辺認識と動体視力を司る二カ所で機能の発達が見られたとのこと。通常は周辺音を認識する聴覚野の一部で、周辺視野を認識する能力が発達しており、脳は能力を眠らせる事なく、聴覚と視覚とで機能を切り替えて効率的に働くことが分かったそうだ。

    venga
    venga 2010/10/12
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