知らないうちに浪費している時間を限りなくゼロにし、1日の密度をより高めたい! タイムマネジメントの達人が目からウロコの時短スキルを特別公開します。 二重マトリクスで仕事“粒度”も細分化 仕事の進め方の鉄則は、「報告・連絡・相談」である。新人研修でも必修の社会人のイロハのイのはずだが、上司と部下のコミュニケーション不全による仕事の停滞や時間ロスに、昔も今もビジネスマンは頭を悩ませている。 大手通信会社を経て、大企業などを対象に仕事の段取り力、業務改善の研修をしているハイブリッドコンサルティング代表の吉山勇樹氏は言う。 「語呂合わせで報・連・相と覚えていますが、むしろ、相談・連絡・報告を実践すると仕事効率がアップします」 この「相・連・報」方式では、何かに着手する際にまず、「どんなことを念頭に置いてプロジェクトを進めればいいですか?」「自分はこのように考えますが、どう思われますか?」と相談して