2014年12月26日のブックマーク (1件)

  • 予算立案に欠かせない「期待値」とは

    私は、ビジネスにおいて「決断」はしない。決断は「どっちかわからないけれど、こっち」のような“ヤマカン的”な感じがするからだ。そうではなく、ビジネスで必要なのは合理的な「選択」である。 たとえば、あなたが来期の営業戦略を立てることになり、AとBの2つの戦略を考えたとする。Aは、市場が好況ならば350万円、不況でも150万円の利益が見込める。一方、戦略Bは、好況時には800万円の利益が見込める半面、不況だと200万円の赤字に陥る。あなたはどちらを選択して上司にプレゼンするだろう? 「Bは赤字になる危険性があるから、Aのほうが賢明」と判断したのなら、あなたのその考え方は浅い。予想利益を算出し、それを比較するだけでは不十分である。その事象がどれくらいの確率で起こるのかまで踏み込み、戦略全体を数字によって評価し、そのうえで合理的な選択を示すことが重要なのだ。 たとえば今回のケースでは、好況と不況の確

    予算立案に欠かせない「期待値」とは
    venus117
    venus117 2014/12/26