豚の飼育が盛んな群馬県で7月以降、子豚を中心に、およそ670頭が養豚場から盗まれていたことが、警察などへの取材でわかりました。 群馬県養豚協会によりますと、被害のほとんどは子豚で、夜間にユニット型と呼ばれる簡易的な飼育施設から盗まれるケースが多いということです。 協会などは、県内の養豚場に文書を送るなどして注意を呼びかけています。 また、群馬県内では子牛が盗まれる被害も出ています。 館林市と邑楽町で、子牛それぞれ1頭が盗まれたということです。 館林市に隣接する栃木県足利市でも、ことし6月以降、子牛が盗まれる被害が相次いでいて、警察は関連がないかどうか調べることにしています。