1. はじめに 2. 想定環境と基礎知識 想定するネットワーク環境 Docker で IPv6 を利用するための基本設定 3つのネットワーク構成パターン 3. パターン1 : ユニークローカルユニキャストアドレス + IPマスカレード 4. パターン2 : グローバルユニキャストアドレス + ルーティング 5. パターン3 : ホストネットワークのサブネット + NDP Proxy 6. まとめ 執筆者 : 山下雅喜 1. はじめに IPv4 アドレスが枯渇すると言われてから早20年以上経ちますが、IPv6 に対応したシステム構築はなかなか進んでいないように感じています。 企業の社内ネットワークが IPv6 化されていないために、IPv6 に対応した Web システムを構築しようとしても、社内からはその動作を確認できないということもあるでしょう。 とは言え、システムの IPv6 対応 (I