テニスラケットと同じ加工法!? 3Dデザインから生まれた天童木工の”端のない”アームチェア 2016/06/02 天童木工から「Racket Chair(ラケットチェア)」が発売されました。 ラケットチェアは、デザイン専門誌『AXIS』の紙面企画をきっかけに、S&O DESIGNの清水久和氏とコラボして作られたユニークなアームチェア。フレームの部材全てがシームレスにつながり、どこにも端がない円環状の構造が特徴です。 この独特な構造は、粘土をこねあげるように3Dソフトを操作するデザイン手法「コンティニュアスデザイン」によって発想されたもの。この斬新なアイデアを、天童木工の成形合板の技術力が形にしました。 天童木工が日本で初めて開発した「コマ入れ成形合板」という技術が採用されており、Y字型に三方向に伸びる部分を一体でつくっています。この加工方法は木製テニスラケットの柄と面をつなぐ三角形の部分に