以前、このブログのお客様がフェミニズム関連の話題は「同性でも理解が求めがたく、孤独」とコメントしてくださったことがある。私も同感だった。フェミニズムやジェンダー関連の話は、書籍で考えの方向性や情報を得て、現実を読み解く手がかりにして、自分が納得することが出来て(もちろん、これ自体、個人的には重大な意味なのだが)、場合によっては武器とするつもりだが、個人の日常はほぼ変わらない。 いろいろ読み漁った関連書籍は手近な親しくなった人にせっせと貸し出してみたが、啓発率は地を這うように低い。元々あまりフェミニズムっぽいことに縁がなさそうだったのに「変わった」友人は、一人しか思い浮かばない。大抵の人は一応読んだだけで特に興味も示さず、貸し出した本は、単に、私がそういう人間である事実を宣伝する役に立つだけだ。 まぁ、別に私から本を貸し付けられてない人がみても、職場のセクハラ防止講習会に嬉々として出かける様