文科省は去年、公立小中学校の通常学級で発達障害の可能性があり、「学習面、又は行動面で著しい困難を示す児童生徒」の割合は8.8%に上ると発表した。35人学級だと1クラスに3人が特別な教育支援を必要としていることになる。 【写真を見る】「なんで普通じゃないんだろう…」発達障害と診断された息子 明るく動画配信する母の思い そんなに?と驚いた方もいるのではないだろうか。筆者もこれまで発達障害がある人と接した経験はなかったように感じた。しかし、取材をしてみると、発達障害は見た目ではわからないからこそ、気付きづらいという現状が見えてきた。 ■お母さんもわからない発達障害 見えないからこそ気になる周囲の無理解 このところ、SNSでは発達障害について発信する方が増えてきている。「もっくん&かりんとう」もそのうちの一つで、軽度の知的障害と軽度~中度の自閉症スペクトラムだと診断されたもっくんと、妹のかりんちゃ