発表・掲載日:2005/12/19 印刷によりプラスチック基板上にメモリ素子を作製 -全印刷フレキシブル電子デバイスの実現に向けて- ポイント 棒状らせん構造をもつ可溶性生体高分子の構造制御で、優れたメモリ特性を付与、印刷でメモリ素子を作製 生体高分子層に非晶性合成高分子を添加することで、印刷メモリの低電圧駆動が可能に 電界効果トランジスタ(FET)型メモリ素子を作製、10日以上の保持を確認 画像表示のメモリとして9画素相当のアレイをプラスチック基板上に試作し、メモリ動作を確認 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という) 光技術研究部門【部門長 渡辺 正信】有機半導体デバイスグループの鎌田 俊英 グループ長、植村 聖 研究員らは、生体高分子材料を用いて、印刷により強誘電性電界効果トランジスタ(FeFET)型のメモリ素子をプラスチック基板上に作製する技術の