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ブックマーク / www.aist.go.jp (39)

  • 産総研:印刷によりプラスチック基板上にメモリ素子を作製

    発表・掲載日:2005/12/19 印刷によりプラスチック基板上にメモリ素子を作製 -全印刷フレキシブル電子デバイスの実現に向けて- ポイント 棒状らせん構造をもつ可溶性生体高分子の構造制御で、優れたメモリ特性を付与、印刷でメモリ素子を作製 生体高分子層に非晶性合成高分子を添加することで、印刷メモリの低電圧駆動が可能に 電界効果トランジスタ(FET)型メモリ素子を作製、10日以上の保持を確認 画像表示のメモリとして9画素相当のアレイをプラスチック基板上に試作し、メモリ動作を確認 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という) 光技術研究部門【部門長 渡辺 正信】有機半導体デバイスグループの鎌田 俊英 グループ長、植村 聖 研究員らは、生体高分子材料を用いて、印刷により強誘電性電界効果トランジスタ(FeFET)型のメモリ素子をプラスチック基板上に作製する技術

  • 高性能な熱電材料の新しい作製法

  • 産総研: 小型高効率のマイクロ燃料電池の開発に成功

    発表・掲載日:2006/01/18 小型高効率のマイクロ燃料電池の開発に成功 -高出力密度な固体酸化物型燃料電池の実現へ向けて- 高度なセラミック製造プロセス技術の適用により、500~600℃の低温領域で動作できるミリ~サブミリ径チューブの固体酸化物型燃料電池(SOFC)の作製に成功。 セラミック電極構造の最適化により、セリア系セラミック材料で初めて1W/cm2の発電密度を570℃で可能にし、世界最高レベルのエネルギー変換特性を達成。 このSOFCのマイクロセラミック部材の開発により、耐熱衝撃性が飛躍的に向上し急速起動停止運転にも対応可能なコンパクトなSOFCモジュールの実現が可能に。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)先進製造プロセス研究部門【部門長 神崎 修三】機能モジュール化研究グループ【研究グループ長 淡野 正信】の鈴木 俊男 研究員らは

  • 産総研:スピン注入磁気共鳴を利用したスピントルクダイオードを開発

    発表・掲載日:2005/11/17 スピン注入磁気共鳴を利用したスピントルクダイオードを開発 -高感度マイクロ波検波器としての応用が期待される- JST(理事長:沖村憲樹)と独立行政法人産業技術総合研究所(産総研、理事長:吉川弘之)の研究チームは、スピン注入磁気共鳴を利用した新型ダイオード「スピントルクダイオード」を開発した。 現在、電気信号の検波・整流作用を得るには半導体ダイオードが用いられている。しかし、半導体は抵抗値が高いため、小型化していくにつれてマイクロ波配線との抵抗値の整合が取れなくなりエネルギーの伝達効率が悪くなるという問題があった。 研究チームは、金属と絶縁体からなるトンネル磁気抵抗素子に特定の周波数のマイクロ波を与えると“スピン注入磁気共鳴”という新現象が発現し、その結果、半導体と同様な検波・整流作用が得られることを世界で初めて見出した。今回の成果に基づくスピントルクダイ

  • 産総研:超高集積を可能とする起立型ダブルゲートMOSトランジスタの作製に成功

    シリコン基板に損傷を与えないソフトな中性粒子ビーム技術を使って高精度の微細エッチング技術を確立 この超微細作製技術を使って超高集積が可能な起立型ダブルゲートMOSトランジスタの試作に成功、従来の作製技術に比べ性能を約30%向上 技術世代32ナノメートルの微細加工技術も見通せる範囲に 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)エレクトロニクス研究部門【部門長 和田 敏美】先端シリコンデバイスグループ 遠藤 和彦 研究員らと、国立大学法人 東北大学【総長 吉 高志】(以下「東北大学」という)流体科学研究所の 寒川 誠二 教授は共同で、シリコン基板に損傷を与えない中性粒子ビームを使って、超高集積が可能な起立型ダブルゲートMOSトランジスタの特性向上に初めて成功した。 半導体産業は世界的な競争のもと、新材料の導入や微細化研究が盛んである。特にシリコンは半導体産

  • 光電変換ナノシステム

  • 生体模倣ビルディングブロック

  • 産総研:世界最大規模のタンパク質の電子状態計算に成功

    20,000 原子を越える生体高分子の電子状態計算を世界で初めて実施。 米国シアトルで開催されたスーパーコンピューティング国際会議SC|05において成果発表。 高度な計算機利用技術と精緻な科学的成果が高く評価され最優秀研究論文賞を受賞。 光合成反応の微視的メカニズム解明に向けて前進。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)グリッド研究センター【センター長 関口 智嗣】と計算科学研究部門【部門長 池庄司 民夫】は、フラグメント分子軌道法を光合成反応に関与する生体高分子に適用し、クラスタ型スーパーコンピュータ「AIST スーパークラスタ」を用いて、世界で初めて 20,000原子を越える巨大分子の高精度な電子状態計算に成功しました。この成果を、2005年11月に米国シアトルで開催されたスーパーコンピューティング国際会議 SC|05 で発表したところ、高度な

  • 産総研 唾液でストレスを手軽に測るラボチップの開発に成功

    発表・掲載日:2005/11/02 唾液でストレスを手軽に測るラボチップの開発に成功 -心の病や自殺を予防する社会の実現と、癒し効果や快適性評価による商品開発に- ポイント 人間のストレス時に放出される唾液中の物質を迅速かつ安価に測る 開発内容は、(1)ラボチップ、(2)検出装置、(3)迅速分析法の3点 メンタルチェックやケアのみならず、心の病や自殺を予防する健康な社会の実現に貢献 健康品や創薬のみならず、癒し効果や快適性を持つ商品の客観的評価が可能に 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ヒューマンストレスシグナル研究センター【センター長 二木 鋭雄】ストレス計測評価研究チーム 脇田 慎一 研究チーム長、田中 喜秀 主任研究員および永井 秀典 研究員は、SCIVAX株式会社【代表取締役社長 前野 拓道】(以下「SCIVAX社」という)と共同で、産

  • 産総研:「糖鎖」研究の3大ツールを世界で初めて開発

    発表・掲載日:2005/10/20 「糖鎖」研究の3大ツールを世界で初めて開発 -がん、免疫、感染症、再生医療の鍵である糖鎖の研究を飛躍的に加速- 核酸、蛋白質には、それぞれに配列解析装置や合成機などが開発され研究が飛躍的に進展してきたが、生体内に存在する第3の鎖状分子である糖鎖についてはそのような装置はなく、その開発が長らく望まれていた。 糖鎖微量迅速解析システムは、極めて微量のサンプルでも立体異性体の判別が数分で可能に。 糖鎖合成ロボットは、数十種類の糖鎖からなるライブラリを2日間で合成可能。 これらは、ヒトゲノム情報から網羅的にクローニングされた糖鎖遺伝子の利用で現実化。 糖鎖遺伝子、糖鎖合成ロボット、糖鎖微量迅速解析システムが揃ったことで、病気の早期診断法や新薬のターゲット分子の同定に期待。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)糖鎖工学研究

  • 産総研:高密度高均一量子ドットを用いた半導体レーザの開発に成功

    高密度かつ高均一な量子ドットを世界で初めて開発 提案の量子ドットを応用した通信波長帯である1.3µmで動作する半導体レーザを実現 高密度かつ高均一な量子ドットが実現可能となったことから、世界最高クラスの光増幅特性を実現 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)光技術研究部門【部門長 渡辺 正信】光電子制御デバイスグループ 天野 建 研究員らは、高密度かつ高均一な量子ドットの製造に世界で初めて成功した。また、開発した量子ドットを応用した通信用半導体レーザを製造し、高密度化による今までにない大きな光増幅を確認した。 大きな量子効率をもつ量子ドットを用いた半導体レーザは新しい光源として、非常に期待されている。しかし、従来の量子ドットレーザは量子ドット密度が小さいため十分な光増幅が得られず、高反射膜ミラー構造や長共振器構造などの特殊な構造を用いなければいけな

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  • 産総研:食品素材の「ナノサイズ」カプセル化技術を開発

    発表・掲載日:2005/03/15 品素材の「ナノサイズ」カプセル化技術を開発 -ナノテクで健康品の吸収率をアップ、従来の1/6の摂取量でも効果を発揮!- ポイント 健康品中の有効成分は、凝集して分子のサイズが大きくなりやすい、あるいは水に溶けにくいといった性質を持つため、従来の製法では、有効成分が必ずしも効率的に体に吸収されないことが大きな問題であった。 有効成分の体内への吸収促進のためには、成分の胃での分解を抑え、そのサイズを500nm以下まで小さくして、腸からの吸収を良くする必要がある。 品分子の特性を巧みに活用した混合技術を考案し、品素材のみをカプセル化材料に用いて、有効成分をナノサイズで封入、包装が可能な、新しいカプセル化技術を開発した。 技術によれば、従来の製品に比べ6分の1以下の有効成分量でも同様の健康効果が得られることがわかった。アガリクス抽出エキスのような高価

  • 産総研:高速全自動タンパク質二次元電気泳動システムを開発

    発表・掲載日:2005/09/02 高速全自動タンパク質二次元電気泳動システムを開発 -診断、創薬、プロテオーム研究を加速- ポイント 高速、高い再現性を示すタンパク質の全自動二次元電気泳動システムの実現及びコンパクト化に成功。 臨床の現場で病態解析や診断などに重要なタンパク質の解析が簡便かつ短時間に実施可能に。 従来1日以上かかっていたタンパク質の二次元電気泳動が約1時間で行えるようになった。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)バイオニクス研究センター【センター長 輕部 征夫】、学校法人 片柳学園 東京工科大学【学長 相磯 秀夫】(以下「東京工科大学」という)は、シャープ株式会社(以下「シャープ」という)、凸版印刷株式会社(以下「凸版」という)、アステラス製薬株式会社(以下「アステラス製薬」という)と共同で、全自動二次元電気泳動システムを開発し

  • 産総研:従来法の1/20の試料で20倍高速の高精度プロテオーム解析を実現

    発表・掲載日:2005/09/01 従来法の1/20の試料で20倍高速の高精度プロテオーム解析を実現 -バイオチップと赤外レーザーの相乗効果で次なる世代へ- ポイント 従来法の約1/20の極微量試料(1µl)でも解析が可能 従来法よりも約20倍の高速解析が可能(1時間) チップでタンパク質の等電点分離を行い、各等電点での質量分析を行うことで、従来手法(二次元電気泳動)と比較しやすい二次元マップ(等電点-質量マップ)を得ることができる 等電点分画された状態のまま赤外レーザーを照射することで、マトリクスを添加することなしに質量分析が可能 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)生命情報科学研究センター【センター長 秋山 泰】細胞情報チーム【研究チーム長 高橋 勝利】を中心として、日電気株式会社【代表取締役社長 金杉 明信】、川崎重工業株式会社【代表取締役

  • 産総研:無線タグをフレキシブル基板上に全印刷法で作製

    無線IDタグを全て印刷で製造する技術 圧力アニール法を開発した。これにより、スクリーン印刷で作製したアンテナ・配線・電極の抵抗値を、3桁以上下げることに成功し、高温焼成せずに印刷作製した無線タグでも高感度化を可能にすることに成功した 5~40MHz領域の無線信号に対して、感度良く応答することを確認 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)光技術研究部門【部門長 渡辺 正信】有機半導体デバイスグループ 鎌田 俊英 グループ長、吉田 学 研究員らは、スクリーン印刷で作製したアンテナや配線の抵抗を、画期的に低下させる方法を開発した。これは金属インクを印刷した後、高温で焼成させることなく圧力アニールという方法を適用するものである。この技術を用いて、無線IDタグをフレキシブル基板上にすべて印刷法で作製することに成功した。これにより、プラスチックなどの柔軟性を有す

  • 産総研:炭化ケイ素(SiC)半導体エピタキシャルウェハ量産化のための本格的産官連携体を構築

    SiC半導体パワーデバイスやこれを使った電力変換システム実用化のために不可欠なエピタキシャルウェハの生産拠点構築に対しては半導体デバイス企業からの要請と期待も大きく、共同研究の成果を近々関係者で設立するウェハ生産を行うための事業体に技術移転し、国内へのSiC高品質エピタキシャルウェハ供給を平成18年10月を目途に開始する計画です。これらの活動を通して、我が国が世界のSiCマーケットをリードする状況を作り出し、新しい半導体産業を創出したいと考えております。 なお、このウェハ生産を担う事業体設立に際しては、ベンチャー起業促進を目指して今年8月1日から新たに施行された有限責任事業組合(Limited Liability Partnership: LLP)制度、および産総研の技術移転ベンチャー認定制度を活用することで、SiCウェハ供給活動を効率的に立ち上げることを予定しております。 1.炭化ケイ

  • 産総研:半導体系スピントロニクス素子における伝導現象を解明

    発表・掲載日:2005/08/23 半導体系スピントロニクス素子における伝導現象を解明 スピントランジスタの実現に道 ポイント すべて半導体材料から構成された新型トンネル磁気抵抗(TMR)素子を開発 全半導体系スピントロニクス素子における、スピン情報の保持と伝搬のメカニズムを解明 スピントランジスタの実現につながる成果 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)エレクトロニクス研究部門【部門長 和田 敏美】スピントロニクスグループ 齋藤 秀和 研究員らは、全て半導体材料から構成されたトンネル磁気抵抗(TMR ; Tunneling Magneto-Resistance)素子を作製し、電子の持つスピン(究極の微小磁石)に依存する電気伝導現象の解明に初めて成功した。 スピントロニクスという名前で呼ばれる磁性体を利用するエレクトロニクス技術からは、ホームサーバ

  • http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2005/pr20050810/pr20050810.html