札幌のDF藤山竜仁(37)と箕輪義信(34)が今季限りで退団する。クラブが両選手との来季契約を結ばないことが5日、明らかになった。MF砂川を含め30代のベテラン3人がチームを去ることになった。 藤山は今季J1東京から新加入。センターバックやサイドバックとして26試合に先発出場した。3月21日の栃木戦では初先発で今季初勝利にも貢献したが、強化費削減の影響もあり来季戦力構想から外れた。現役続行の意思があり「今季、試合に出られたことで自信は持てた。(移籍の)話があれば聞いてみたい」と話した。 箕輪は08年6月に川崎Fから期限付き移籍で途中加入しセンターバックとして活躍。12試合に出場したが9月に右腓(ひ)腹筋断裂で離脱した。09年に完全移籍して復帰を目指したが今年2月に4度目の手術を受けた。「あこがれの中山さんと一緒のチームでやれるのが楽しみだった。(09年から付けた)背番号5を付けてプレーでき