以前の記事(VimでESCの反応を素早くする | 日々の記録)でtimeoutlenを使って解決したつもりになっていたら,Vimのオプションであるttimeoutlenを使うと良いとのコメントを頂いた。それを踏まえて再考するとtimeoutlenとttimeoutlenの役割,つまり複数キー入力の待機時間とキーコードの待機時間の扱いについて混乱していることに気づいたのでもう一回考えてしてみることにした。 〜要約〜 Escキー入力後にはマッピング待ちとキーコード待ちの2つが発生しうる。ttimeoutlenで制御したいならマッピングを削除すること。 さて,端末上のVimのお話である。複数のキーからなるマッピングをしたとき,例えば:nmap vl hogeとした場合にユーザーからvだけが入力された段階ではVimにはvだけの入力が意図されているのか,その後にlを打ってvlの入力をしたいのかわ