ブックマーク / chinese-medicine.hateblo.jp (15)

  • 脈拍の速さについて - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    漢方を体質に合わない人に使うととても大きな副作用が出ることがあります。 場合によっては命にかかわることもあるのでしっかり判別して出す必要があるのですが、 特に注意したい部分として寒熱の判別があります。 寒熱とは体が冷えているが熱があるかを判断することになります。 ですがこれは体温計で測って熱があるないで分かるものではないのが問題点 その判別方法としてオススメしできるのが脈拍の速さです。 昔であれば指で脈拍を測るわけですからなかなか難しい技術だったかもしれませんが、 今なら血圧計などで簡単に脈拍数を測定することもできます。 病院などでは必ず測ったりするパロメーターなのでこれを基準にして見るのはとても良い方法だと思います。 西洋的に考えて脈拍が早くなるのは、ストレスや緊張、体に炎症などの熱反応がある または出血などにより血液が足りなくなっている、酸欠などが考えられます。 これらは中医学にも置き

    脈拍の速さについて - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
  • 北斗の拳に中医学⑤ - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    北斗の拳で最も有名な特異体質の持ち主と言いますと 聖帝サウザー様だと思います。 内臓の位置が左右逆のため秘孔の場所も左右逆で 北斗神拳が効かないといったもの では鍼灸治療を行うことが出来るか? との疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか 端的に言ってしまえば問題なく出来るでしょう 実は内臓の位置は非対称なのにツボの位置は左右対称なんです。 一部片側にしかないツボもあったりはしますがごく一部です 便秘に使う沢田流神門は左側だけです。 また左右対称にあっても片側だけに強く反応が出ることがあったりするので それは治療の際のツボの反応などを見ながら対応します。 ですが北斗の拳ですごいのはケンシロウが戦いの最中に 心臓の鼓動を察知して左右逆であることを感知したところだと思います。 常人の感覚では知りえないレベルですよね。 鍼灸やあん摩などの施術は日では古くから盲人の方の職業として考えられてきた

    北斗の拳に中医学⑤ - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    vinsentvan
    vinsentvan 2020/08/29
    まさか北斗の拳が出てくるとは☺️
  • 疲れ過ぎると眠れない? - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    みなさん徹夜をしたりするとすごく眠かったのにある程度以上起きていると逆に目が冴えてきた経験はありませんか? 一見、不思議に感じるこの現象も中医学で考えると説明がつきます。 人間が起きて活動するのに必要なのは陽気 起きているとそれを消耗して行きますから 眠くなってきます。 ですが睡眠不足が長くなると陰血を消耗します。 陰血は陽気の暴走を抑える働きもあるので バランス的に陽気が暴れだし眠れなくなります。 さらに寝ないと陰血は陽気を生みだしますので陽気も作り出せなくなり眠ることがあります。 この場合は来の眠りというより気絶に近いですね。

    疲れ過ぎると眠れない? - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    vinsentvan
    vinsentvan 2020/08/27
    最近よく寝れないです。
  • 筋肉(陰血)は裏切らない 寒暖差・躁鬱 - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    陰血は様々な体で起きる症状を和らげ 外部の気候変動などにも緩衝材として働きます。 潤いで熱を抑えますので暑さに強くなり 陽気を生みだしますので冷えにも強くなります。 陰血とは身体自体のことでもあると言えます。 また陰血は五臓に蔵されますがそれ自体を増やすのは難しい。 生まれ持ってのキャパなどもありますから。 ではどうすればよいかと言いますと、 筋肉をつけるのをオススメします。 筋肉は外付けの陰血貯蔵タンクとも言えます。 西洋医学的に考えても筋肉はグリコーゲンなどのエネルギー源と潤いを蓄えさらに動くことで熱を生み出します。 ですので筋肉の多い人の方が寒さにも暑さにも強いとよく言われます。 また筋肉を 中医学でいう陰血として捉えるとさらに 様々な役割をしているのが分かります。 陰血はメンタルの緩衝材としても働きます。 潤いで興奮を抑え 陽気を生むことで気持ちの落ち込みを防ぎます。 ですので陰血

    筋肉(陰血)は裏切らない 寒暖差・躁鬱 - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
  • 一流アスリートの条件とは - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    一流のアスリートになるポイントを五臓で考えると 心→戦略を立てる頭脳(神明を主る) 激しい運動に耐える心臓のポンプ機能(血脈を主る) 肝→上手く筋肉をコントロール(筋を主る) 優れた動体視力(目に開竅する) 脾→べたものを気血に変える(運化を主り、後天のである) 筋肉の充実にかかわる(肌肉・四肢を主る) 肺→酸素を上手くとりこみエネルギーに(気を主り・呼吸を司る) 免疫をコントロールし病気になりにくい身体を作る(宣発・粛降を主る) 腎→生まれもっての体格など(精を蔵し、生殖・発育を主り、先天のである) しっかりと酸素を取り込み使う(納気を主る) 丈夫な骨で骨折など防ぐ(骨を主り、髄を生ず) 周りからの指示を聞き取る(耳に開竅する) 動作が精巧で鋭敏になる(腎は技巧を主る) などであるかと思います。 腎の部分は遺伝など生まれ持っての部分も大きいと思われますが この世の中のスポーツは多く

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    vinsentvan
    vinsentvan 2020/08/26
    勉強になります☺️
  • 五液について(涎・唾) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    中医学では五液という考えがあり 肝→涙 心→汗 脾→涎(よだれ) 肺→涕(はなみず) 腎→唾(つば) の五臓が関わっていると考えます。 この度はどちらも口から出る五液 涎・唾について書きます 涎は「ぜん」と読み 唾は「だ」と読みます。 どちらも唾液のことですが 涎はサラサラの唾液で脾の五液 唾は粘りのある唾液で腎の五液 です。 西洋医学も 副交感神経亢進→サラサラの唾液 交感神経亢進→粘った唾液 が多く出るのが分かっています。 昔の人たちもこれらが別の仕組みで出ているのを知っていて別々のものとして 涎・唾と分けて考えていたのがすごいですね。 耳下腺からはサラサラ唾液 顎下腺からはネバネバとサラサラ唾液が混合で 舌下腺からはネバネバ唾液 が出ます。 私うまく絵を描けないので参考になるサイト貼っときます http://wakaba-pro.com/1247 まず副交感神経優位の時のサラサラの唾

    五液について(涎・唾) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    vinsentvan
    vinsentvan 2020/08/26
    興味深いです☺️
  • 五液について(涕) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    中医学では五液という考えがあり 肝→涙 心→汗 脾→涎(よだれ) 肺→涕(はなみず) 腎→唾(つば) の五臓が関わっていると考えます。 ここでは涕について書きます。 読みかたは「てい」で鼻水の意味です。 肺は水道 を通調すると言われ 脾が吸収した津液を上に持ち上げ 五臓六腑で一番上にある肺まで持って行きますます。 それを肺が全身に行き渡らせ、外気温などにあわせ汗の調整などもします。 肺は鼻に開竅すると言われ 鼻から外気を取り入れ、嗅覚などにも肺が影響すると考えます。 鼻から出る鼻水は肺の五液であると考えられます。 肺には清粛通降の作用があります。 清粛通降とは肺を清浄に保ち清気を吸入し腎に下納するのといらなくなった津液を膀胱に下ろすことです。 この肺を清浄に保つのに大切なのが鼻水といえます。 肺の機能が正常に機能している時は、鼻腔内を常に適度な湿度で保っており、外にも手出すようなことはあり

    五液について(涕) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    vinsentvan
    vinsentvan 2020/08/25
    興味深いです☺️
  • 点と点をつなげる - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    漢方相談や鍼灸をやっていると 特定の事項があるときに 特定の場所に反応が出るとの方がいらっしゃいます たとえば 悩みごと(ストレス)が多いと鼻翼が赤くなる方がいます。 この場合なら ストレス→鼻翼が赤くなる の2点があるわけですが その2点の間にある経路を想定してさらにはその経路から起こる症状を 患者さんに聞いていきますと治療の幅が広がります。 この場合ストレスに最も関係する臓腑は肝ですから 開始点は肝と考えられますね 肝はストレスを感じると熱を持ちやすく その熱は肝の上部にある肺や胃に移りやすいです。 また肺と肝は相剋と呼ばれる関係にあり肺が肝を抑制する関係にあります 肝が機能亢進しすぎると肺がそれを抑制しきれなくなり肺にも問題が起きる相侮といった状況になります。 この時点で想定される経路は 肝→胃 肝→肺 更に終着点である鼻翼が赤くなるは 迎香と言うツボの付近 迎香は陽明大腸経のツボと

    点と点をつなげる - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    vinsentvan
    vinsentvan 2020/08/24
    興味深いです☺️
  • 五液について(汗) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    中医学では五液という考えがあり 肝→涙 心→汗 脾→涎(よだれ) 肺→涕(はなみず) 腎→唾(つば) の五臓が関わっていると考えます。 ここでは汗について書かせて頂きます。 心は血脈を主ると言われ 脾胃が取り込んだ水穀の精微を血に化生し その血を全身にポンプ機能を使って行き渡らせます。 心の拍動と脈拍は連動し 奇恒の腑である脈と心が連結しているのがわかります。 心気によりポンプ機能が維持され 機能しているのですが、 この心気の素を生み出しているのは心血であり血管内に心血がしっかりあることがとても大切なのが分かるかと思います。 ですので心気虚などの症状を治めるための治療として心血のケアも抜かすことはできません。 西洋医学的にも心臓の筋肉の動きを維持するために 冠動脈から、心臓に血液を取り込んでいるのは有名ですね。 汗は心液である、津血同源、汗血同源のなどともいわれます。 汗をかくと血液の絶対

    五液について(汗) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    vinsentvan
    vinsentvan 2020/08/24
    興味深いです☺️
  • 楽天アフィリエイト - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    ブログの収益化などの話がよく出ますよね。 このブログはあくまで皆さんに私がどのように中医学を 考えているかを知って頂きそれにより私の漢方・鍼灸治療を受けてみたいとのファンを増やしたいと思って書いているのですが、 私が今までに読んだりして便利だったなというを皆さんにもお勧めできればと思い、 Amazon アフィリエイトというのを やってみようとしたのですがうまくいかず断念 (使い方がよくわからない )楽天アフィリエイトというものをやってみました。 自分の思っている書籍名を検索しそれをリンクとして、サイドバーのおすすめ欄に入れているのですが、 検索してみてびっくりするのは既に絶版になっていて売っていないなども結構あることです。 漢方業界など狭い業界のは、絶版になることも多くこのがいいなと思ったら少し高いと思っても早めに買っておくのが良いのではないでしょうか。 これなんかオススメしたいの

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  • 脈が弱いときのとりかたのコツ - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    脈の弱い時の取り方のコツを聞かれたのでお答えしようかと思います。 基的に脈が弱いのはその人の特徴ですので脈を取りにくいのは悪いことではありません。 ですが人によって脈のルートが少しずれていたりする方もいますので、 初診時に脈がなかなか取れない場合は時間をかけてでも場所を把握しておくことが大切です。 場所が取れた後の弱い強いはその体調によるものだと考えるべきだと思います。 また軽く触れた時でもすぐわかる脈が強いのはすぐ分かると思うのですが、 軽く触った時軽く触った時は全く脈が分からないが 強めに押し込むと、しっかり脈が押し返してくることがあります。 これは脈が弱いのでなく脈が沈んでいると考えるべきです。 ですので脈をどれぐらいをした時にしっかりですので脈をどれぐらい押した時にしっかり押し返してくるかというのを指で感じるのが大切。 もちろん強く押しても軽く触っても常に脈が弱い方もいらっしゃい

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  • 漢方薬・中薬・生薬・中成薬? - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    漢方を勉強し始めると 中成薬であったり中薬だやったりという言葉を耳にすることがあるかと思います。 どう違うのと分からなくなってしまうこともあるかもしれません。 基的に漢方薬とは日で漢方医学に基づいて構成される、生薬の組み合わせで作られた薬のことを指しています。 ※生薬とは自然物(鉱物・動物・植物など)で漢方や中成薬の原料になるものや民間療法で使われるもの ※民間療法とは中医学や漢方医学のように理論体系ななしていないが経験上これに効果があると昔から言われているものを指します。 漢方は元々、中国大陸から入ってきた技術ですので、 元々の原典に書かれている構成が同じだったりすると、中国で出される中医学に基づいた生薬での薬と濃度などは違っても同じだったりします。 基的に中国で使われるお薬の方が濃いことが多く日の3倍量ぐらい使うのが一般的です。 この3倍量を使ったりするのは中国の病院などで生薬

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  • 気滞と気虚の違いとは - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    気虚とは気(エネルギー)が足りない状態 気滞とは気が巡っていない状態 気虚の治療は補気 気滞の治療は理気 と書いてしまえばとてもシンプルで分かり易いじゃないか間違えないんか起きないんじゃないかと思う訳ですが、 実際臨床の現場で応用するとなると結構これが厄介なんです。 気虚を考えると エネルギー不足ですから事がしっかり取れてないや長時間の肉体労働をして疲れた、長年病気を患い身体が弱ってきているなどであれば間違いなく気虚なのですがそんな方は珍しく ただ疲れやすいなどの言葉で気虚と判断してしまうのはとても危険です。 気がうまく巡っていないということはうまく使えていないということでもありますから、そんな時にも人間は疲れたという感覚を覚えます。 ですのでその人の仕事の内容や 人間関係であったり疲れた後の行動などを聞くことによって絞り込んでいく必要があります。 例えば仕事で疲れてジムに行くとすっきり

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  • 夏バテを中医学で考える - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    このところ暑い日が続いているので夏バテしてしまっている人も多いかと思います。 だるくなってしまったり、欲が落ちて温かいものをべると汗が噴き出す、そうめんなどのさっぱりしたものしかべれないなどなど ですがこれは対応を誤るとますます悪化する傾向にあります。 夏バテを中医学的に考えしっかり対応していくことで秋に向けた体力づくりにつなげたいものですね。 暑いとアイスクリームやかき氷など冷たいものがついついべたくなります。 これら冷たいものを求めているのは心・肝(脳)であって胃腸ではありません。 脳に熱がこもるのを嫌がるため冷たいもので冷やそうとしているんですね。 ですが実際に冷たい物を受け止めるのは(脾)胃腸です。 脾は暖かいのお好み冷えてしまうと機能が低下してしまいます。 そうしますと気血を作る力が落ちてしまいますので、 脳を冷やす力も落ちてしまいます。 そうしますとさらに冷たいものを好

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    vinsentvan
    vinsentvan 2020/08/21
    睡眠、大事ですよね☺️
  • 耳鳴りの治療について(肝) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    chinese-medicine.hateblo.jp 耳鳴りの治療について(腎)にも書きかましたが腎と肝は母子関係 完全に分けることが出来ませんが 腎が神経自体の老化での減少など物質的問題が大きいのに対して 肝は機能的部分が大きいと言えます。 そこに関しては新たな五行図作りたい!を参考にしてもらうと分かりやすいかと思います。 chinese-medicine.hateblo.jp 耳の中にある蝸牛と呼ばれる部位に内有毛細胞と言う細胞があり 外からの音の振動信号を神経の電気信号に変換しますがその信号を増幅したり する部分の機能を肝が受け持つと考えてください。 ボリューム調整ですねここがおかしくなると とても大きな耳鳴りがしてしまうことが多いもの納得できるかと思います。 肝はストレスなどに弱い臓腑ですから ストレスが原因の耳鳴りも肝が影響していることが多いですね。 また肝と表裏の関係にある胆

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