マイクロソフト株式会社の元代表取締役としても有名な成毛眞氏は多くの著書で読書の大切さを説いている。 その読書方法も独特で、多くの本を並列して読むというものである。具体的には家の中のあちこちに多数の本を配置。それぞれの場所で少しずつ読む。例えばトイレではある本を少し読み、リビングではまた別の本を読むといったような感じだ。 また、読む本のジャンルも様々な範囲にまたがったほうが良いという。さらに、読書は「この本は仕事の役に立ちそうだ」などのような目的意識を持って行うものではなく、そんな直接的な利益をあまり考えずにしたほうが良いとのことだ。 若いころは、多少無茶をしても生きていけるものである。風呂なし・共同トイレのアパートに住んで、毎日本を読みふけっている人のほうが、初任給で旅行に行ったり車を買ったりする生活を送っている人よりも、成功する確率が高い。 使えばかんたんになくなってしまうお金と違って、