「踊るあほうに見るあほう、同じあほうなら踊らにゃ損々」。軽快なリズムに乗って踊り手たちが熱気あふれる踊りを披露する徳島市の「阿波おどり」。毎年8月に行われ、期間中100万人を超える観光客が訪れます。ところが地元ではいま「ことしは阿波おどりを開催できるのか」と心配の声が上がっています。背景にあるのは市と観光協会の対立。日本を代表する夏祭りに何が起きているのでしょうか?(徳島放送局記者 江田剛章) 盆踊りとして400年以上前から伝わるとされる阿波おどり。かつては地域ごとに自由に踊りを披露していましたが、その後、一体的に運営されるようになり、昭和47年からは徳島市観光協会と徳島新聞社が主催して運営しています。 去年6月。徳島市は観光協会と徳島新聞社に対して阿波おどりの「累積赤字」の解消に向けた協力を要請しました。その額は去年までの40年近くで「4億3600万円」。 なぜ、これほどまでに累積赤字が
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