三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は5月21日、Akamai Technologiesと共同で新型ブロックチェーンを開発したと発表した。 このブロックチェーンでは、決済処理速度は2秒以下、取引処理性能は毎秒100万件超を実現するという。MUFGが持つペイメント事業に関するノウハウと、Akamai Technologiesが持つ全世界に展開するクラウド基盤を生かしたブロックチェーン技術を融合させることにで、2019年度以降、IoT時代の決済に対応した取引速度と処理容量を備えたペイメントネットワークのサービス提供を目指すという。 ブロックチェーン技術は、取引の改ざんを防止しつつコストを大幅削減できる可能性から注目を集めており、世界中の金融機関、IT企業により実証実験が試行されている。MUFGでは、Akamai Technologiesの高速ネットワーク網と分散コンピューティング技術
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