小池龍之介: あれこれと迷うのもとても刺激的なんです。迷いはじめると、その間何もしません。有益なことは何もできないのです。さらに、ストレスがたまるのです。心がノイズに振り回されるので、情報処理がめちゃくちゃになって苦痛が生じる、疲れてくるということが生じます。 迷った方が得だと思っているから、迷っているのです。「しばらく迷うと、より有益な答えが見つかるかもしれない」と考え、何時間も考えてしまうのです。でも、それはとても無意味です。なぜなら、迷っているという時点で、両者に本質的な差はそんなにないからです。 本質的な差がドーンとあったら、そんなに迷いません。若干の差はあるけれど、それは僅差で、どちらかの条件がどうこうというところで迷っているのがほとんどです。そうしているうちに非常に気疲れして、何もしない時間が過ぎていくのが果たして有益かどうかということです。 例えば、転職するかどうか、いつまで
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