電通は3月6日、携帯電話ユーザー1000人を対象にした「モバイル調査(第56回)」と、スマートフォン(スマホ)、タブレット(タブ)、PCのユーザー300人を対象にスマート機器に関する家族の利用実態を調べた「スマート家族調査」の結果を発表した。 スマホとタブ、PCの3つを“スマート3兄弟”と名付け、これらのセット利用によってもたらされるコミュニケーションや生活を取り巻くモノの変化や将来需要を探っている。 携帯電話利用者1000人に現在利用している機器を聞くと、PCが96%、スマホが53%、タブが18%という結果となった。この1年間での増加をみると、スマホは1.5倍(36%→53%)、タブは2倍(9%→18%)に成長。スマート3兄弟の3点セットでの利用率は11%に到達している(図1)。 クラウドサービスの利用率は、スマホ利用者(533人)で22%、3兄弟セット利用者(107人)では38%だった