渡辺喜美元行政改革担当相は22日夜、富山県高岡市で講演し、自民党の現状について「もう終わりだ。タイタニック号に乗っている自民党の国会議員のために救命ボートを回しているが、なかなか降りてこない。やっぱりしがらみがある」と述べ、渡辺氏らが結成する新党への自民党からの参加者が想定を下回っていることを認めた。 この後、記者会見した渡辺氏は「覚悟を持って(自民党を)出てくる方々はウエルカムだ」と強調。新党旗揚げの時期については「今月中か来月上旬には作りたい」と語った。 【関連ニュース】 ・ 故人、迂回、ダミー…=後絶たない疑惑献金 ・ 「反麻生」は離党を=自民党の動き見極め、新党結成 ・ 鳩山邦、平沼、渡辺氏が会談=政界再編向け定期協議へ ・ 解散前後に新党旗揚げ=現職議員、5人確保にめど ・ 参院選までに政界再編=渡辺元行革相