脱法ハーブの取り締まりが本格化してきた一方、日本でも拡大してしまった「本能解放」市場を狙って、とんでもないドラッグが広まる危険性が出てきた。 ■本能を解放されると人は人に噛みつく? 8人の死傷者を出した、池袋の“よだれ男”暴走事故から1ヵ月。この事件で脱法ハーブの危険性は日本中で知られるようになったはずだ。しかしその後も、運転前のハーブ吸引による交通事故は続いている。7月11日には東京・新宿区で。12日には大阪で2件。15日にはまた新宿区で……。 脱法ドラッグ一掃までの道のりは遠そうだ。こんな状況のなか、元公安外事捜査員で犯罪病理学者の北芝健氏はこう語る。 「現在、警視庁組織犯罪対策部と、厚生労働省の麻薬取締部が、日本での広がりを最も恐れているドラッグのひとつが『バスソルト』です」 バスソルトとは何か? 粉末や半透明の結晶で、一見、本物の入浴剤のようだ。商品パッケージもおしゃれ。しかし、こ
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