本日発表があったように、氷室冴子青春文学賞が起案者となったクラウドファンディングが始まりました。「地方発の文学賞を成功させ、第二の氷室冴子を生み出したい!」という理念のもと、目標金額80万円を集めるプロジェクトです。拙著『氷室冴子とその時代』のサイン本もリターンの一つになっています。 立ち上げ当初から応援している氷室冴子青春文学賞は、氷室冴子の地元・岩見沢の有志が立ち上げたローカルな文学賞です。氷室冴子の名前を冠することでその功績を歴史に刻み、次世代の作家を発掘する文学賞として誕生しました。作品募集は小説投稿サイトエブリスタにて行われ、先日第2回の結果が発表されました(選考委員の久美沙織・朝倉かすみ・柚木麻子による最終選考レポはこちら)。第1回の大賞受賞作品は『虹いろ図書館のへびおとこ』というタイトルで、河出書房新社から11月に刊行予定です。 より多くの人にこの文学賞の存在を知ってもらうこ