31日、福岡市博多区の市営住宅と近くの路上で、家族とみられる男女3人が血を流して倒れているのが見つかり、部屋にいた40代の男が死亡し、母親とみられる70代の女性が意識不明の重体となっています。母親と見られる女性は「引きこもりがちの息子と口論になって襲われた」などと話していたということで、警察は、死亡した男が家族2人を襲ったあと自殺したとみて捜査しています。 警察によりますと、母親とみられる女性は意識を失う前に「引きこもりがちの息子に仕事をするように言ったら口論になり襲われた」などと話したということです。 また、妹とみられる女性は「兄に刺された」と話していて、帰宅した際に突然、襲われ、路上まで逃げたとみられるということです。 警察は、死亡した男が母親と口論になり、家族を相次いで襲ったあと自殺したとみて殺人未遂の疑いで捜査しています。