現代において、文字を書くということは、コンピュータやケータイのキーを打つことと、ほぼ同義になってきています。そして、現代のコンピュータにおいて文字を扱うためには、文字コード、それもUnicodeの助けを借りるしかなくなってきています。でも、Unicodeは日本語に特化して作られたわけではないので、日本の文字を扱おうとした場合、色々とヤヤコシイ点があったりします。それらのヤヤコシイ点を、できるだけ平易に説明するこのシリーズ、第11回は、記号や絵文字とUnicodeの関係です。 Unicodeには、かなり多くの記号や絵文字が収録されています。それらの記号や絵文字は、世界中の色々な用途、印刷や標識や時計やケータイなど、様々なものから集められていて、それらが雑多に収録されている状態です。したがって、これらの記号や絵文字は、必ずしも特定の言語に依存しているのではないのですが、日本でよく使われるものも